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三橋遺構が再現展示されました

江戸時代の寛永寺の表玄関である黒門の手前、上野の広小路には不忍池から流れ出た忍(しのぶ)川(かわ)という小川があり、そこには三本の橋がかかっていました。
これを「三橋(みはし)」といい、左右が一般の通行用、中央の大橋は将軍御成(おな)りの橋であるので「御橋(みはし)」と書かれることもあったようです。

平成十七年、区営地下駐車場工事に関わる発掘調査により、この橋の遺構が発見されました。
そしてこの度、もともと橋があった場所のすぐそば、不忍池ほとりの下町風俗資料館の傍に、実際に出土した石材と木材を用いての再現展示がされることになりました。

台東区公式チャンネルでも紹介されており、当山の門主も出演しておりますので宜しければ下記よりご覧ください。

動画の再生はこちら台東区公式チャンネル※YouTubeで再生されます

余談ですが、近所の有名な甘味処は、三橋の近くで営業していたので「みはし」という名前なのだそうです。展示をご覧になった後、みはしで一服というものオツかもしれませんね。