上野大仏(パゴダ)

上野大仏(パゴダ)
寛永八年(1631)に初建された上野の大仏様は度々罹災(りさい)しましたが、その都度復興されています。
しかし関東大震災によりお首が落ち、第二次大戦時には軍の供出令(きょうしゅつれい)により胴体を徴用されて、お顔のみが残されました。
大仏殿の跡地にはパゴダ(仏塔)が建立され、本尊として旧薬師堂本尊の薬師三尊像が祀られています。

”大仏を 埋めて白し 花の雲”
子規